成長するときの登竜門である「指しゃぶり」
ほとんどの子供が指しゃぶりをしますよね。見ないって方が難しい。
ですが、指しゃぶりをしない子も実はいます。
私も赤ちゃんの時から指しゃぶりをしなかった。と親に言われました。笑
誰でも目にする指しゃぶりですが、実は赤ちゃんの心理と関係があります。
そして、指しゃぶりをずっとすると悪影響もあります。
今回はこの指しゃぶりについて、原因や心理を説明します!
目次
指しゃぶりの原因
指しゃぶりの原因は大きく分けて2つになります。
1.安心感を求めている
いつ頃指しゃぶりが多くみられるかということを考えてみると、眠たい時が多くありませんか?
眠たい時、人は知らぬうちに安心感を求める傾向にあります。
大人でも、隣に誰か親しい人がいるだけで心地よくなりいつもより安眠ができたりしませんか?
それと一緒で、子どもも指しゃぶりをすることで安心しているのです。
ママのおっぱいを吸っている感覚と同じなので、安心感が大きいんですね。
また、寂しさからも逃れているんですよ。寂しい時も安心感求めますからね。
誰か側にいてほしいけれど、居ないから指しゃぶりをするんだと思います。
大人だってずっと子どもの側にいるわけにはいきませんからね…。
2.ストレスを感じている
周囲の環境などにストレスを感じていると、それを抑えるために指しゃぶりをします。
環境が変わったり、親がかまっていないなど…。
子どもたちにとってストレスと感じる状況下にあると指しゃぶりを発動しますよ。
家庭の中で子どもにとってストレスがないかチェックする必要がありますね。
原因は主にこの2つですが、ストレスや安心感を求めているときは必ず指しゃぶりとは限りませんよ。
それ以外の方法で、緩和している子どももいることを忘れないでくださいね。
うちの子は指しゃぶりしないから大丈夫。なんて安心しないでください。ということですよ!笑
指しゃぶりの何がいけないか。
さてと、原因がわかったところで指しゃぶりの何がいけないのかについて説明します。
それはずばり!歯並びが悪くなるということです。
え。歯並びに影響するなんてやだよ~!って思ったママやパパは大勢いますよね。
それともう1つ。指に吸いだこができ成長すれば治りますがしばらく治りません。
ただ、歯並びに影響してくるのは3歳~の指しゃぶりです。
ですので3歳になるまでは特に指しゃぶりを辞めさせる必要はありません。
子どもにとって指しゃぶりは自分の感情をコントロールする精神安定剤のようなものですからね。
ただ、3歳を過ぎてくると、吸う力も強くなってきます。
強く吸いすぎてしまうので、成長途中の子どもの歯が耐えられず、歯並びが悪くなるのです。
もし、5歳を過ぎても指しゃぶりが中々改善しない場合は病院に相談してください。
小児科の先生ならしっかりとしたアドバイスをくれますよ!
あ、ちなみに、私の兄と弟は4~5歳くらいまで指しゃぶり小僧でした。
そのせいで、兄は中学で矯正を。弟(中2)はこれからするかもしれない。という状態です。
指しゃぶり防止法
おしゃぶりの写真ですが、これを使うのは0歳児だけにしてくださいね。笑
さて、原因と悪影響がわかったので防止法についても教えます!いえい!
1.テープやマニュキアを塗る
これは強制的にやめさせる方法になります。
マニュキアは、おもちゃなどの誤飲防止のために使われている苦み成分が入っているため、体に悪影響はありません。
ただ、これをやるのは本当にすぐにやめないといけないという状況になったらにしてください。
いきなり指をしゃぶれなくなり、別のくせがつく場合もあるからです。
2.しっかり話をしよう
2~3歳くらいになれば大人の話も分かってくる頃です。
ですから、親がしっかりと話をすることで自らやめる子どももいます。
また、効果的なのは歯並びの悪い画像を見せながら話をすることです。
そうすることで、自分はこうなりたくない。と強く思うはずですよ。
ただ、1回だけでは効果は見られないと思います。
ですので、何回も根気強くが大事ですよ!
3.家庭内のストレスチェック
今までそんなに指しゃぶりしていなかったのに、いきなり頻度が増えた。ということありませんか?
これはおそらく、妹や弟ができたという子どもにとても多くみられます。
今までは自分中心だったのに、下の子がいることで親がとられてしまったと思う。
また、親が仕事に復帰したりすることで一緒にいる時間が減り、再発。なんてことも。
仕事復帰や下の子の誕生は仕方のないことです。
ですから、それをどうこうするのではなく、今までみたいにその子と向き合う時間をしっかりと作ってあげてください。
これは余談ですが、入園などを気に指しゃぶりが再発してしまった子もいるのではないでしょうか。
そういう時には無理にはやめさせないでください。
子どもなりにその環境に慣れようとして必死なんです。
ですから、いつも以上にその子と接してコミュにケーションを多くとってあげてくださいね。
まとめ
- 原因は安心感とストレス
- 指しゃぶりは歯並びに悪影響
- 子どもと向き合いストレス軽減
以上が今回の記事になります。
指しゃぶりって子どもの精神安定剤だなんて誰も考えませんよね…。
いけないことばかりではないので、そんなに焦らずやめさせなくて大丈夫ですよ。