「ママ~!泣」って大きい子なら言葉で表現することができますよね。
けれど、赤ちゃんや乳児の子どもたちは自分で言葉にして伝えることがあまりできません。
0歳なんて泣き喚くだけ。だからなんて言っているのかわからない。
さっきミルクあげたし、オムツ変えたし!なんで泣いてる?!
そう思うのも無理はありません。保育士の私ですらいまだにわかりません。
そんな赤ちゃんが「ママ、寂しいよ。もっと愛情頂戴。」というサインを出します。
そのサインはどんなものなのか紹介します。
目次
そもそもなぜ赤ちゃんは寂しくなる?

しっかり子育てしているのになんで赤ちゃん寂しくなってるの?
私なにかしたかしら。なんだろうなんだろう。って悩んでしまいますよね。
はっきりいいます。本当にしっかり子育てしていますか?
ご飯をあげて、お風呂に入れて、一緒に遊ぶ。これがちゃんとした子育てと思っていませんか?
残念ながら、これは確かに子育てではありますが、ごく普通のことをしているだけです。
そこにしっかり愛情があり、寂しいと感じなければサインなんて出しません。
上の子と年齢が離れていなくて大人しい方をほっといてしまう傾向が親にはあります。
また、上の子が男で下の子が女だった場合、ママは男の子をかわいがる傾向にあり、パパは女の子と思いますが、パパも1人目の子を大事にしようとします。
そして知らぬうちに、下の子は大人しい子・手のかからない子となるのです。
1人目は初めての子育てで失敗したくないという思いが親に強くあるためどうしても手をかけます。
対して2人目からの子が年齢が近いとその子は後回しというケースが多いのが事実です。
年齢が離れて生まれた子はそれなりに手のかかる子となりますが、所詮は下の子。
子育てには慣れた。いつまでも上の子は初めてで手をかけて育てた子という風になってしまうのです。
そう。これが赤ちゃんたちが寂しいよ。と思ってしまう1番の原因です。
さて、次は赤ちゃんが出しているサインについてですよ!
「寂しいよ」のサイン
サインにはいくつかあります。赤ちゃんではなくて乳児のも入っていますが気にしな~い!
泣く
これは赤ちゃんなら当たり前のことですよね。
さっきミルクもあげておむつも変えたのに泣いていたら寂しいよというサインの可能性があります。
まあ、眠いから泣いている場合もありますが…。笑
保育園でもよくあるのですが、歩行器に乗っても床で遊んでいても急に泣き出したりします。
その時は必ず、泣きながら近寄ってきてエプロンをぎゅーっと掴まれます!
これがまたかんわいくてぇ~!!!って聞いてないか…。笑
もしも、こんなふうに泣きながらよって来たら抱っこしてよ。寂しいよのサインですよ。
そのとき忙しい!ってなってもできるだけ子ども優先にお願いします。
パパやママ以外の人に甘える
これは保育園に行っていたりするとよく見られますよね。また、祖父母に甘えていたりします。
他の人に甘えることで愛情を満たしていると考えられます。
保育園や幼稚園に通う子は1日の半分は保育士と過ごしています。
大勢子どもがいるけれど、子どもにはそんなの関係ありません。保育士に甘えまくります。
もしも、保育士さんから「最近よく泣いてぐずるんですよー」や「最近は○○くんからスキンシップして来たりしてくれるんですよー」なんて話が出たら子どもが寂しがっていると思ってください。
働きながらの子育て大変かと思います。ですが、子どもも大変なんです。
人のものを隠す
これはただのいたずらっ子と思うかもしれません。
ですが、こうやっていたずらをすることでパパやママの気を引こうと必死なんです。
子どもはどうすればパパやママが自分をちゃんと見てくれるのか、というのをいたずらや悪さでしか表すことができないのです。
なんでも自分でやろうとする
これはとっても立派ですよね!えらい!と思わず言いたくなります。
ですが、これを逆にとると甘えるということができない。ということになります。
確かに成長の現れかもしれませんが、子どもは自分で出来ることも時には「できない。やって」と甘えることを必ずするのです。
それをしないということは、甘えることを知らない。もしくは甘えるのが下手。ということです。
私も友達によく「甘えるってことをしないよね。もっと頼ってよ。」って言われてました。
自分ができることだから自分でやろう。という考えが実は立派なものではなく、周りに甘えるということをしていない。ということだと初めて気づかされました。
ですが、私は頼ってと言われているのにもかかわらず「大丈夫!」と1人でやろうとしてました。
私には2つ上の兄と7つ下の弟がいるため、真ん中に挟まれた子だったんです。
1つ前の見出しで説明したとおりの子どもというわけです。
なんでも自分で出来るよ!という子どもなら、時にはママがやってあげるよ。と強制的に甘えさせてあげなくてはいけませんね。
嘘をつく
これは、この記事でも紹介されていると思います。

気を引くために嘘をつく。嘘をつけば振り向いてもらえると思っている可能性があります。
嘘をついても怒らず、しっかり理由をきいてあげることが大事ですよ。
無表情
乳児期の頃から無表情な子って時々いますよね。
それはしっかり愛情をもらっていないからなんですよ。
親とあまり話をしていなかったり、親に表情がなかったりすると無表情な子になります。
パパやママだって仕事で疲れているのに子どもの世話なんて!って思うかもしれません。
そのせいで子どもと話すときに仏頂面いなっていませんか?
それを子どもはよく見ています。そのため、私が話しても楽しくないんだ。と思ってしまいます。
そうすると子どもは表情を知らずに育ち、無口にもなってしまいますよ。
だいたいこのくらいですね。サインたくさんありましたね~。
対処法と見出しを付けるほど対処法はないのでささっとここで説明します。
《サインが出たらスキンシップをたくさんとって》
これが1番の対処法です。なによりも、子どもを優先的に考えてあげてください。
我慢するということも大事ですが、甘えて愛情たっぷりに育つことも重要なことですよ。
まとめ

- 気づかぬうちに寂しくさせている。
- サインはたくさんあるので見逃さないで
今回はこれで以上です。
途中で話した私のエピソードですが、本当のエピソードですよ。
高校・大学・社会人となったときに1人で頑張っている人をみつけたら手を差し伸べてあげて。
甘え方を知らない人がいたら強制的でもいい。手伝ってあげて。本当は甘えたいのだから。