子供のしつけ

子供同士の喧嘩の対応。親はどうする?!2つのコツで喧嘩マスター!

子どもって良く喧嘩しますよね。本当に些細な事でも泣いたり怒ったり…。
表情や感情の面では子どもって大人よりも忙しいですよね笑

自分の子どもが兄弟やほかの子どもと喧嘩をしたとき、どの程度仲裁に入っていいのか。
どのタイミングでどんなふうに仲裁すればいいのか…。

って悩んだ親御さんも大勢いると思います。そんな親御さんのための記事を紹介します!

年齢で変わる

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子どもとざっくり言っても色んな年齢の子がいますよね。その時に同じ対応ではいけません。

ですので、自分の子や相手の子の年齢がいくつなのかを把握して対応しましょう。
もし、相手の子の年齢がわからない場合は大体の年齢を見た目や行動で判断してみてください。
それでは年齢別の対応の仕方の参考を紹介します!(小学生まで)

0~3歳:喧嘩をしたらすぐに仲介に入ってあげる。

なぜなら、この年の子たちはすぐに手や足、噛み付きが出ます。ですので、様子を見るなんてことをしていては相手の子もしくは自分の子が大けがをしてしまうかもしれません。

4~6歳:ある程度様子を見てみる。

このくらいの年になると、善悪の区別がだんだんつくようになっています。ですので、どちらが悪いのかがわかる子もいるかもしれません。けれどあまりエスカレートすると最初は口喧嘩だったのが体を張った喧嘩に発展したりもします。ですので、手や足が出ないうちに仲介に入ってくださいね。

低学年:陰から見守る。

もう小学生といえど、低学年です。ですので、大人が仲介に入ってあげないと喧嘩はエスカレートします。また、言葉の暴力といえるような言葉を発することもあります。そういう時はすぐに間に入って謝るように伝えてくださいね。

中・高学年:アドバイスをするだけ。

このくらいの年になるともう自分たちで解決できるようにならないといけません。しっかりと善悪の区別をし、どうしてこういう喧嘩になってしまったのか。どうしたら仲直りができるのかをアドバイスしてあげてください。それだけで、子どもは結論を出せると思いますよ。

ただ、まだ子供です。相手をけがさせるようなことがあったらしっかり大人が謝ってください。親が謝る姿を見て、自分が悪いことをするとママやパパが困ると理解する子も出てくるでしょう。

仲裁に入る際の手順

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ただ仲裁に入ればいいというわけではありません。
仲裁に入ったときに、もしその喧嘩に至った状況を見ていない場合、意見をたくさん言える子を優先してしまって、もう一方の子を悪者にしてしまうケースが多いです。

子供からしたらそれはそれは迷惑だし、傷つきます。
もしかしたら、意見を言っている子が嘘をついているのかもしれないですよね。そういう時のために、しっかり手順をふみましょう。

①まずはお互いの気持ちを聞きましょう。

もしも、そこに大勢の子どもがいた場合、落ち着けるような場所を探してそれぞれにそれぞれの気持ちを聞いてあげてください。面倒だと思うかもしれませんが、子どものためです。そのときに重要なのはどちらの子どもにもしっかり共感してあげることですよ。

②状況を整理しましょう。

お互いの気持ちや言い分を聞いた後は、それを頼りに状況整理をしてください。これを冷静に行わないと一方の言い分だけを優先してしまいがちになりますからね。

③その時どうすればよかったのかを聞きましょう。

子供はもう冷静になっています。ですので、その時にどうしたら良かったのかということが判別できるはずです。もし、相手の使っていたものがほしかった。だから取った。という喧嘩の場合、「その時どうしたら相手の子と喧嘩にならなかったかな?」という風に聞いてあげてください。

④相手の気持ちを考えましょう。

もし自分がやられた側だったら…。ということを考えさせてあげてください。上の例の場合で、そのあと相手の子がとった子に対して叩いてしまった。とします。「おもちゃ取られて嫌だったよね。でもね、叩かれた○○くんはどんな気持ちかな?」という風に柔らかく聞いてあげて下さい。決して、「叩かれて嫌だし痛かったに決まってるでしょ!」なんて言わないでくださいね。

⑤お互いに謝りましょう。

お互いに冷静になり、相手の気持ちも分かったところでお互いに一緒にごめんなさいをさせてください。子供が納得できてから謝ることをしないと、子どもはいつまでも引きずりますからね…。笑

まとめ

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  1. 年齢によって対応の仕方が違う。
  2. 子供が納得できるように仲裁に入ってあげる。

以上が喧嘩の時の親の対応です。

喧嘩は成長するのに必要なものです。ですので、喧嘩は面倒だからなどの理由で喧嘩をしないように外に出さなかったり、子どもの言いなりになったりしないでください。

子供を甘やかすことで、相手の気持ちを理解できなくなったり、その時にどうすればいいのかという判断ができない子になってしまいます。

外にでて、色々な子と関わって喧嘩をして仲直りをして成長していくんですよ。