子供(特に乳児)は、なんでも拾って口に入れてしまいますよね。
そして、小さいものだといつの間にか飲み込んでしまっていたりして…。
子供の手の届くところに置いておいた大人もいけないけれど…。
だからって、なんでも飲み込まないで~!って思ってしまいますよね。笑
そんな中ちょっと怖いのは、薬の誤飲。
なんてったって薬には副作用などがありますからね…。
そこで今回は、薬の誤飲について紹介していきます!
目次
誤飲の危険性
なにを誤飲しても危険性は必ずあります。
共通した危険性と薬の誤飲をした時の危険性についてですよ!
共通
- 窒息をする恐れあり
- ものによっては出血の恐れあり
- 成分の中毒になる恐れあり
- 誤嚥(ごえん)の恐れあり
誤嚥とは、吐き出したものが誤って気管に入ってしまうことです。
薬の場合
- 副作用を起こす恐れあり
- 種類によって発達に影響する恐れあり
危険性はこんなもんですね。
これだけ?と思うかもしれませんが、これだけでも十分怖いんですよ。
薬はとても強いものから弱いものまでありますよね。
本当に種類によって、体が左右されてしまうので気を付けてくださいね。
誤飲をしたら…。
薬って、見た目がラムネなどのお菓子に似ていて誤飲しやすいんですよね…。
そこで、誤飲した時はどうするのか紹介します!
1.吐かせましょう
医薬品を飲み込んだのがわかったら、吐かせてください。
全部溶けてしまうと、副作用など怖いですからね。
2.水や牛乳を飲ませましょう。
水や牛乳を飲ませる時は、コップ1,2杯程度で十分です。
大量に飲ませるのは子供の身体に負担がかかってしまいます。
3.病院を受診
医薬品については、副作用がある分、中毒性が高くなります。
ですので、薬の包装や容器・吐いたものをもって病院へ受診してください。
休日でやってない!となったら、薬局などに副作用などについてしっかり教えてもらいましょう。
または、中毒センターへ連絡してください。
大阪中毒110番 | 072-727-2499 |
つくば中毒110番 | 029-852-9999 |
誤飲したのか定かでない。という場合にも病院へ連絡してください。
もし、飲み込んでいない場合、吐かせようとするのは危険ですので、水や牛乳を飲ませてください。
薬の正しい飲ませ方
子供の薬って、錠剤かシロップが基本的に多いと思います。
シロップの場合、そのまま飲ませてしまえばOKです。
粉薬の場合
・水に溶かして一気に飲ませる
少しずつ飲ませようとすると、味を嫌うのですぐに嫌だ!と拒否してしまいます。
ですので、全部一気に飲ませてしまいましょう。
・好きなものと一緒に
アイスクリームやジュース、ゼリーなどその子の好きなものと混ぜてしまいましょう。
ただし、混ぜると逆に苦みが出てしまうものもあります。
薬剤師さんに、混ぜても大丈夫なものか確認をするようにしてください。
混ぜるものによっては、薬の効き目がなくなったりしますからね…。
・ペースト状にする
ペースト状にしたあと、上あごや頬の内側に塗り、水を飲ませましょう。
舌にのせてしまうと、苦みがあると出してしまうので注意してください。
・服薬補助ゼリーを使う
これは錠剤の場合にも使えますよ!
服薬補助ゼリーを使うと子供でも、薬が上手に飲めます。
これは、薬局などですぐに購入することができます。
もちろん。ネットにも。
「おくすり飲めたね」は有名ですね!
いろんな味があるので、お子さんの好みに合わせて選びましょう♪
薬をどうして嫌がる場合
・できるだけ食前にしてもらいましょう。
お腹がすいているときに飲ませると、食後に比べてするんと飲んでくれたりします。
薬剤師や医師と相談をして、どうしても食後でなければいけない。という医薬品以外は食前に変えてもらってみてくださいね。
・薬の必要性を伝える
もし、子供が大人の言葉をしっかりと理解できる年齢なら、薬について教えてあげて下さい。
薬を飲むことでどういう風になるのか。逆に飲まないとどうなるのか。
しっかり教えてあげることで、嫌だなと思いながらも飲んでくれたりします。
しっかり飲めたら、ちゃんとにほめてあげましょうね。
以上が薬の正しい飲ませ方です!ぜひ、実行してみてくださいね♪
まとめ
- 誤飲をした時の危険性を頭に入れておく
- 医薬品を誤飲したら、吐かせる!!
- 薬はしっかり飲ませましょう。
今回の記事は以上になります!
誤飲をしない。という方が難しいですよね。
誰でも経験する道です。
保育所でも、乳児クラスだといつの間にか口にすっぽりおもちゃが入っていたり…。
小さな子供は目を離せませんね。笑
誤飲をしたときは、慌てず冷静に対処して病院へ行きましょうね。