子どもってちょっとした”嘘”がとっても好きですよね笑
手を洗ってないのに洗ったよ。宿題してないのに宿題終わったよ。お片付けしてないのに終わったよ。
この前お人形さんとお話ししてね…。などのかわいい嘘もありますよね。
けれど、全部大人に見破られてしまう嘘ばかり…。
最初のうちはかわいいなで済みますが、これが毎日続いてしつこくなってくるとだんだん大人の方もイライラしてきたり、困ってきちゃいますよね。
どうしてこんな嘘を子どもはつくのか。嘘をついたときの対処法を今回は紹介します。
目次
子どもが嘘をつく3つの心理
子どもが嘘をつくのには3つの心理があります。
その前に、嘘には2種類あり、それほど問題視する必要のないものと今後注意してみていったほうが良い嘘になります。
幼児期に見られるのは主に前者になります。これから紹介するのは後者のものになります。
①自分を守るためにつく嘘
これは「今本当のことを言ったらママに怒られる!」という○○をしたら○○される!という恐怖心からつく嘘が多くなります。
これは成長過程において多く見られる嘘ですが、嘘の上に嘘を重ねてしまうケースが多いです。
「自分をよく見せよう「親を悲しませたくない・怒られたくない」という感情が芽生えたという成長の証にはなります。けれど、嘘を重ねてしまってはいけませんよね。
②興味を引くためにつく嘘
これは「自分に関心を持ってほしい」「自分をちゃんとに見てほしい」という子どもの中のさみしさからくる嘘が多いです。ママやパパに褒めてもらいたくて「今日は先生からよくできたね!って褒められたの!」など真実ではないことを言ってしまします。
友達にも「僕、昨日ママに仮面ライダーの人形買ってもらったんだ!」など言ってるかもしれませんね。お友達の興味を自分に向けて、自分は今注目されているから寂しくない。という感情に浸りたいんだと思います。
③親の真似をした嘘
これははっきりいいます。親が悪い!
大人というものは自分の都合で子どもを振り回します。休みだから遊びに行くと言っていたのに、仕事になったからとドタキャンをしたり。なんてことが多いのでは?
そうすると、子どもは「あー、嘘をついてもいいんだ」と思ってしまいます。約束をしたなら仕事なんて休みなさい!仕事は平日毎日しているけど、子どもとのその日の約束はその日にしか成し遂げられない貴重な時間なんですよ。
以上が3つの心理になります。
きっと当てはまる親御さんがたくさんいると思います。それでは対処法を紹介しますね!
嘘をつかれた時の対処法!
嘘をついても怒らないで
嘘をつくのには子どもなりの理由があります。
それなのに「なんで今嘘をついたの!言ってみなさい!」なんて怒られてしまっては「ごめんなさい」としか言いようがありません。
理由を言おうにも親の圧力に負けて理由なんて言っても怒られるから…。という心理が働いてしまいます。
そうすると、子どもは嘘をつかなくなるかもしれません。けれど、大事なことも話さなくなってしまったり、酷い場合子どものファンタジーというのがなくなってしまいますよ…。
話すときは目と目を合わせて
怒るときも普通の話をするときでもそうですが、必ず子どもの目を見てあげてください。
そうすることで、嘘をつくことに緊張している子どもは嘘がつけなくなります。嘘をつくということができるのは善悪がしっかりしているからです。
だから自分が嘘をついているということを理解しているため、目と目をみて話したらそれは緊張しすぎて嘘なんて付けたもんじゃないですよね。
素直に言えたら褒めてあげる
嘘をついてしまった。ということを認め、なんでその嘘をついてしまったのかをしっかり素直に言えたら「今○○ちゃんが正直に言ってくれたからママとっても嬉しい!ありがとう!」と褒めてあげましょう。
悪いことをしてしまったのに褒められてしまっては罪悪感たーっぷりですよね。大人と同じですね笑
正直に話す。というこは良いことという理解と共に、嘘をつくのはやっぱり悪いことという理解ができるようになりますよ。
嘘をつくから悪い子ではないんです。
大人だって嘘をつく。大人はたちの悪い嘘もつく。大人は良い嘘もつく。そうです。子どもが嘘をつくのは自分という存在に気付いてほしいから。そう思うと可愛いですよね。
大人であっても間違えはします。だったら子どもを責めることはできませんよね??
まとめ
- 嘘をつくのは子どもの3つの心理と大人が原因だった!
- 嘘をつかれても怒らず、しっかり耳を傾け、褒めてあげる。
今回は以上です!最近2つの見出しが多い気がしますが気にしなーい。笑
嘘をつかない人はこの世にはいない。と私は思います。嘘は悪いこと。と決めつけないでくださいね。