今回は子どもたちの心理に迫ってお話をしましょう。
とはいっても、私は心理学者ではなく保育士です。
今回は悪口を言う子どもはどんな心理でいるのか。ということですね。
本当にこれは謎ですよね。なんでなんだろうって私も日々思っています笑
大人ですら人の悪口を言っているのだから、子どもでも言ってしまうのは仕方ないかもしれません。
ですが、できることなら悪口を言わない子どもがいいですよね。
そこで、今回は悪口を言う子の心理と対処法を紹介していきます。
悪口の心理
では、さっそく悪口を言う子の心理を探っていきましょう。
これは、子どもだけでなく、大人にも当てはまることかと思います。
1.よくない事だとわかっている。
ある程度成長すると、悪口を言うのはいけないことだ。と理解しています。
ですが、わかっているけど敢えてやってしまう。
分かっているけれど、人間の心理は不思議なものでぽろっと言ってしまうものです。
もし、それが周りに合わせたりしているのならなおさらです。
2.自分に目を向けたい
親や友達、先生などの他人の目を自分に向けてほしい。
そういう心理の子どもも少なくないんです。
特に、親があまりに忙しくて小さなころから相手をしてくれていなかったりすると、悪いことをしたり言ったりすることで、振り向いてくれると勘違いしてるケースがあります。
また、自分を認めてほしいというときもこの心理と同じですよ。
3.実は否定してほしい
これは、幼児さんからの心理になるかと思います。
他人の子どもを否定したことが、その子自身の不安要素になっていることがあります。
例えば、「お前って洋服ださーい」とか言っていたとしたら、「自分の洋服がださいっておもわれていたらどうしよう…。」と思っている可能性が高いです。
運動会とか発表会などでは、「お前の演技へたくそだな!」は「自分がへたくそだったどうしよう。」てな感じですね。
それを大人が否定してくれることで、安心できたりするんです。
心理的にはこのくらいかと思います。
子どもですので、そこまで深くは考えていないかもしれません。
ですが、子どもだからと油断していてもいけませんよ。
悪口をいうきっかけは?
心理は分かったけれど、じゃあ子どもが悪口を言うようになったきっかけってなに?
ってちょっとでも疑問に思ったりしませんか?
まあ、思ってなくても聞いてもらいますけど~…。笑
- 親が他人に対して普段から悪口を連発している
- 普段気を付けていてもふとした瞬間に悪口を言ってしまっている
- 子どもを怒る時に悪口を言ってしまっている
- 保育園や幼稚園、小学校などでほかの子どもが言っている
- 兄弟姉妹などが言っている
- テレビ番組で悪口を言っている人を頻繁に見る
などなど、周りの影響で悪口を自然と身に着けてしまっているのです。
大人からしたらちょっと他人をからかう程度の言葉でも子どもは真似をします。
その用途を分かっていないと、悪口になってしまうのです。
悪口を言う子の対処法
それでは、悪口を言っている子どもの対処法を紹介していきます。
- まずは大人が気を付ける
- しっかり子どもに愛情を注ぎ、向き合ってあげる
- それは違うとしっかり否定をしてあげる
- 怒らずに教えるように優しく諭す
- 子どもの抱いている負の感情をまずは受け止める
このくらいでしょうか。
きっと説明しなくても察してくれていると思いますが…。
心理やきっかけになっているとことを改善するような対処法になってます。
悪口を言ってしまうときって、自分への当てつけってこともあったりするんですよね。
「ママのばか!」は「ぼく(私)のばか!」だったり…。
子どもって難しいですが、しっかり向き合うことで改善していくことがたくさんありますよ。
まとめ
- 心理には3種類ある
- きっかけは基本的に周りの影響
- 改善しようとすればできる
今回はこの3本立てでお送りしました~!笑
悪口ってついつい言ってしまいますよね。いけないことなのに…。
なぜかぽろっと出てしまうんですよ…。皮肉なことに…。
子どもの前では私も気を付けていますが、時々「おばかねー笑」なんて言ってしまうことも…。
子育て仲間としてこれから気を付けていきましょうね。