子どもの成長の喜びとともに日々悩ませるのが、子どもの「便秘」です。
そこで今回は!
子供の便秘の原因や、便秘解消のための食事やレシピや生活習慣をご紹介します。
キャラメルが便秘の解消に良いという説もありますが、
その真偽についても明らかにしていきます!
便秘の原因
子どもの便秘の原因は大人と異なっています。
なぜなら、乳幼児期はうんちを出す力が弱いことによる便秘がほとんどなのです。
また学童期以降になると過敏性腸症候群になります。
過敏性腸症候群とは、お腹の痛みや不快感に下痢や便秘を伴う症状が続く病気のこと。
ストレスにより自律神経のバランスが崩れてしまうのが原因です。
副交感神経優位のリラックス状態では腸の動きが活発になり良い「うんち」がつくられます。
しかし、交感神経優位の緊張状態が続くと「うんち」ができないのです。
便秘にキャラメルが良い?!
最近、雑誌などに「キャラメル浣腸」が取り上げられています。有効な便秘解消法のひとつだそうです。
キャラメルを小さくロケット状にした物を座薬の要領で肛門に入れる方法とのことです。
これは、腸の粘膜の水分が、直腸で溶けた糖度の高いキャラメルのほうへ移動することで肛門を刺激するのです。すると体温で溶けたキャラメルが便を柔らかくして排便を促すと言われています。
科学的に立証されている治療ではない
乳幼児の使用は絶対に避けて!
このキャラメル浣腸は、有効な便秘解消法と言われています。
しかし、科学的に立証されている治療ではありません。
乳製品のアレルギーの子供が使用するとアナフィラキシーショックを起こしてしまいます。
そして最悪の場合、死亡する事もあるので注意が必要でお勧めできません。
便秘を解消するために 食事&生活習慣
便秘を改善する為にも生活習慣や食生活を見直すことも必要です。
まず生活習慣を改善することでうんちのリズムも作りやすくなります。
早寝早起きはもちろん!バランスがとれた朝昼晩の3食の食事と運動です。
からだをしっかり動かすことで腸の働きも改善されるのです。
キーワード:腹筋
自宅でできる簡単な運動としては、ひざを抱えて丸くなり、前後にコロコロと動くだけで腹筋運動にもなり、便秘解消につながります。
*食事の改善をしよう
人それぞれですが、食習慣を見直すだけで便秘が改善できたりします。 まずは水分を摂りましょう。
不必要に摂ることはありませんが、汗などで水分が不足していると便秘が起きやすくなります。
※急な水分の取り過ぎは水中毒の危険がありますのでご注意を!
食事の内容としては、食物繊維をのある食材を摂りましょう。
野菜、海藻、イモ類、豆類、果物などです。
また腸内環境を整える乳酸菌もおすすめです。
今日ではヨーグルトなどの乳酸菌食品がたくさん販売されていますので、効率良く手軽に摂取していきましょう。
私の解消法
その① フルーツヨーグルト
私も便秘に悩んでいたことがありまして、その時に見つけたものが「ドライフルーツヨーグルト」でした。作り方も簡単でドライフルーツをヨーグルトに漬けて1晩冷蔵庫に寝かせるだけです。
私はたべきりサイズの小さいパックに朝と晩に入れて朝食と夕食に摂っていました。悩んでいた便秘も帰宅するとすぐにトイレへ直行!改善できました。
乳製品のアレルギーのある子はドライフルーツだけでもよく噛んで食べるので効果はありますよ。
その② 肛門周りの刺激。
よく赤ちゃんの便秘で困ったら、看護師さんはベビーオイルが塗られた綿棒を少しだけ肛門の中に突っ込んで刺激をしているそうです。そして、しばらくするとたまったうんちが大量に出てきます。
例えば、便秘気味の赤ちゃんの肛門や周りをおむつ交換の時に少しモミモミすると小さなうんちが出てきます。「でた!」と思ってうんちを拭き取ってあげると、刺激になって「ブリブリブ~~」とでてきちゃうなんてこともありました。
まとめ
お家で色々試してみても便秘が改善しない場合や5日以上便が出ていない場合は必ず病院へ!!
5日以上経っていなくても子どもが腹痛を訴えたり、便をするときに痛がったりするときも速やかに病院へ。便秘以外に原因がある場合があります。
「便秘」と思っても、大きな病気が潜んでいるかもしれません。
子どものうんちの様子や頻度、状態をこまめに確認するようにしていきたいですね。