子供がおもちゃを買ってあげても、すぐ投げたり落としたりして壊しませんか?
絵本はすぐ破いたり、しよっちゅう物は無くしたり…。
親としては、物を大事に使って欲しいですよね。
どうして物を大事に出来ないのか?そして、その改善策は?
二児のママである私が実践しているその方法を教えたいと思います。
目次
子供が物を大事にできない2つの原因
主な原因は2つあります。
おもちゃや物が多い
孫の喜ぶ顔が見たい、子供の喜ぶ顔が見たいからと言って、誕生日やクリスマス関係なくおもちゃを買っていませんか?
自分が子供の頃は今の時代と違って100均なんてありませんでしたが、今は身近にあり、100円ならと子供にすぐ買ってあげてはいませんか?
そして私も経験はありますが、『買って!』と駄々こねられて泣きわめかれると、買ってあげちゃう方が楽だからとついつい買ってしまったり。
このように買っていると家の中におもちゃや物があふれていて散乱しているはずです。
そして、『片付けしても片付けしても散らかされる。』と言って、片付けもおろそかにしがちに…。そうして物は無くなっていきます。
子供もすぐ買ってもらえるのが分かっていると、物を壊そうが無くそうが、また買ってもらえると思って大事にしません。
親の真似をしている
子は親の鏡です。親の真似をしている事も十分考えられます。
例えば片付けしている時に、軽いブロックなど投げ入れたりしていませんか?
そして、これも私がやってしまいがちな事なのですが、怒った時に物に当たってしまう(笑)。
めったにはないのですが、怒りがエスカレートしてピークに達した時にやっちゃうんですよね。
もちろん大人ですから、壊れない物を選んでいますが子供にそれは分かりませんよね。
5つの改善策
具体的にどうすれば良いのか5つの改善策をお話ししましょう。
1.親が見本になる
親が子供のお手本になるように、物を大事に扱いましょう。
親が物を優しく丁寧に扱っていれば、子供も自然にそれを真似します。
私の子供も怒ると物を投げてしまう時があったので、怒っても物を投げない様に我慢しています(笑)。
やっぱり真似しちゃいますよね。
そして、子供とおもちゃで遊ぶ時には、『今出してあるおもちゃを片づけたら、こっちのおもちゃで遊んであげるよ』と言って、次のおもちゃを出す前に片づけさせています。
そう言うと、子供も一生懸命片づけてくれますよ!
2.物に名前をつける
物に名前をつけて愛着をわかせましょう。大人でも名前があるほうが愛着がわきますよね。
例えば、白いぬいぐるみになら『ユキ』という名前をつけて、子供がそれを投げたら『ユキが痛いって言ってるよ』『ほったらかしにされてユキが寂しがってるよ』などと声をかけるようにして、ママもそのぬいぐるみをなでてあげたりして一緒にかわいがりましょう。
3.壊れたら直しましょう
おもちゃや物が壊れたら、直して使いましょう!
捨てて新しい物を買わずに直すことで、
『壊れても買ってもらえない』という意識を待たせましょう。
4.ルールを決める
- 新しいおもちゃは誕生日やクリスマスに買う。
- 壊れても新しい物は買わない
- 子供が気に入ったものを買う
- 使ったら片づける
など、ルールを作ることによって、今ある物を大事に使う事を覚えさせしょう。
5.捨てる時は物に感謝を言いましょう
最後に物を捨てる時は『今までありがとう!バイバイ!』などと言ってから捨てさせましょう。
そうすることで、物に対して感謝の気持ちを高めることが出来ます。
まとめ
私は物にも心があると学校で教わりました。
物も大事に扱われたら嬉しい、大事にされなかったら悲しい、子供にもその事を繰り返し教えてあげましょう。
物があふれてる今の世の中で、子供達にそれを教えるのは容易な事ではない事と思いますが、繰り返し根気よく親が教えることで、優しい気持ちを持ってくれるようになります。
物を大事にする子は人にも優しい子になるでしょう。物にも人にも思いやる気持ちを持てる、そんな子に育てていきましょうね。