子供のしつけ

子供の集中力の付け方を幼児と学生別に解説!好きこそものの上手なれ!

うちの子は集中力がない。と思った親御さんは大勢いると思います。
子供は遊びたいという気持ちがとても強いため、勉強は嫌がるし、かといって遊ばせても1つのものでずっと遊んでいるわけでもない…。

親はみんな集中力のある子どもに育てたい!と思いますよね。
集中力は生まれつき持った才能ではない。ということをご存じだと思います。
ということは、あとから伸ばせる!そう!今からでも集中力は伸ばせるんですよ!

というわけで、今回は子どもの集中力について紹介していきます。

まずは整理整頓から始める。

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これは、乳幼児~大人まですべての人に関係することです。
何かやろう!というときに作業場が散らかっていてはやる気は起きません。

子供も一緒で、きれいな所に自分の好きなおもちゃを持ってきて遊ぶ。という環境を常に作ってあげることが大事になってきます。

また、小学校・中学校にあがったお子さんの場合、勉強するスペースをきれいにしておいたり、その子のお部屋をしっかりと確保してあげることが大事になります。

 

環境という大きなものに左右されることがたくさんあるため、それをしっかりとしておくことで集中力が今までよりもあがる確率が高くなります!

どうせまた遊ぶから。と言っておもちゃを出しっぱなしにしたり、どうせまた明日も宿題とかやるし。と言って鉛筆や消しゴムを机の上に置きっぱなしにしたりということのないようにね!

幼児さんの場合、しっかりお片付けのできる年齢になるまではしっかり親が見てあげてください。また、小中学生のお子さんの場合、自分から片付けるよう呼びかけてもいいと思いますよ。
ここからは幼児と小中学生で少し違うので分けて説明していきますね!

幼児さんの集中力UP!

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まずは幼児さんから説明していきますね!
まず、幼児の集中力は年齢+1分と覚えておいてください。これを基本として考えてくださいね!

遊ぶときは一緒に遊びましょう!

子ども1人で遊んでいるとき、親と一緒に遊んでいるとき。どちらが遊んでいる時間が長いでしょうか。

1人で遊んでいるときと答えるかともいると思いますが、これは1つのおもちゃで遊んでいないからです。子どもは色々なおもちゃに目移りをし、1つのものに集中するということをしていません。

しかし、親が一緒になってそのおもちゃで遊び、どうやって遊ぶものなのかということと一緒に遊んでくれるから余計に楽しいという感情が合わさって、1つのおもちゃに集中して遊びます。
これをすることで集中力UPの1歩になりますよ~!

・絵本がおすすめ!

絵本は夜寝る前に読むことが多いと思いますが、子どもが元気な時にも1冊からでいいので読んであげてください。元気な時に読むことによって、その絵本への集中が寝るときよりも上がっていると思います。

子どもの好きな遊びから始める。

お子さんのすきな遊びは何ですか?もしかしたらそのおもちゃや遊びはおうちにはないものかもしれません。ですから、極力お子さんの好きな遊び道具を購入してあげてください。

好きなことには一直線というのは人間の本能なんだと思います。子どもにだって好きなものはあります。それがブロックなのか積み木なのかパズルなのかはわかりません。お子さんの好きな遊び見つけてみてくださいね。

また、この時も一緒にやってくださいね!

小中学生の集中力UP!

次は小中学生いきますよー!
ちなみに、小中学生の集中力は30~50分程度が限界ですかね。

「勉強しなさい!」は逆効果

お子さんに勉強しなさい!と言って、だらだらと勉強させていませんか?

勉強しなさいなんて命令された誰だってやる気なくなりますよ…。私だって「仕事行きなさい!」なんて言われたら「毎日いってるじゃん!わかってるんだから口出さないでよね!」ってなります。

子どもも一緒です。勉強しなきゃいけないことは分かっているので、勉強したかということを確認するということで「今日宿題難しかった~?」など具体的にあげてくださいね。

時間を区切る

勉強の時間と遊ぶ時間を上手に区切ってあげてください。

もし、その子が勉強嫌いな場合そんなに長く集中力が持つとは思いません。ですので、最初は短めに勉強時間を取り、それと同じくらいの時間遊ぶ時間をとるなどしてみてください。
慣れてきたら徐々に勉強時間を多めにという手段もいいと思いますよ!

発達障害の場合は興味を勉強へ

発達障害のあるADHD(注意欠陥多動性障害)やLD(学習障害)を持つ子などは、興味が分散します。
ADHDの子は特に集中ということが苦手です。

ですので、その子の興味をもつ対象を勉強へ移すということが大切になってきます。その子の好きなものを使って勉強を徐々に教えていくと自然と勉強というものに興味が湧くかもしれませんね。

また、LDのこの場合は、1つの教科は集中して成績がいいのに対し、全く興味のない教科に関しては成績がとっても悪い。という障害になります。ですので、得意分野をそのまま伸ばしつつも少しずつ苦手教科も楽しいと思えるように親がサポートしてあげてください。

何かしらの悩みを取り除く

子どもはちょっとしたことで傷ついたり悩んだりします。それを取り除くことで自然と集中する子もいると思います。学校で嫌なことがあったり、親が怖い…。などなにかしらあるかもしれません。

それを親身になって聞いてあげることで解決すると思いますよ。その時は、子どもを決して責めず、受容・共感・傾聴がとっても大切ですよ。

まとめ

  1. 身の回りの整理整頓がなによりも大事!
  2. 幼児は遊びから集中力を高めていく!持続時間は年齢+1分
  3. 小中学生は様々な原因を取り除く。持続時間は30~50分

以上が集中力を高めるコツになります。案外簡単そうに見えますが、実は難しいんです。
だって子どもですから…。笑 自由気ままにというのをモットーにして生きているような人間です。そんな子どもたちに集中力をつけさせるのは大変かもしれませんが、めげずにファイト!

 

ちなみに、私の集中力持続時間は好きなものだと長くて1日。嫌いなものは5分。勉強になると5分も持つかどうかわかりません…。笑 あー…。って思いましたよね。

でもこれだけは忘れないでください。私が言うのもなんですが、好きなものだけだけど集中しているということがあるだけで十分だと思います。

大人になれば嫌いなこともやらなければいけない。と自然に思えますからね。子どもは遊ぶのが勉強であり、仕事であるんですよね…。