赤ちゃんって、うつぶせ寝が好きですよね。
うつぶせになって寝ている姿もこれまた可愛い…。
けれど、うつぶせ寝って危ないって言いますよね。
だから赤ちゃんがいると、夜中も心配でママの睡眠時間が短くなったりして…。
何回仰向けにしてもすぐにうつぶせになってしまったり。
これじゃきりがないじゃない!うつぶせ寝でいいことなんてあるの?!
って思ったりして、イライラすることもしばしば…。
今回はうつぶせ寝のメリットどデメリットについて説明しますね。
目次
うつぶせ寝について
まず、うつぶせ寝ということについて説明しましょう。
よく間違えるのが、うつぶせとうつぶせ寝です。どっちも同じに感じるかもしれません。
ですが、ちょっと違いがあります。
うつぶせ | 腹這いなどをする状態。 成長するうえで必要な態勢の一つなので、無理矢理やめさせないこと。 |
うつぶせ寝 | 顔を地につけた状態が長く続くこと。 口と鼻を覆って窒息する可能性があるので要注意しなければいけない。 |
本当にちょっとした違いですが、間違えないようにしましょうね。
次に、うつぶせ寝が始まる時期ですが、寝返りが始まる時期になります。
寝返りができるようになると、頻繁に寝返りをうつようになります。
ですが、寝返りができないため、腹這い状態になってしまうのです。
寝返りができるようになるまでは、子どもを必ず目の届くところに!
寝返りができるようになると、苦しくなると自分でなんとかできるようにはなります。
ですが、油断大敵。相手は赤ちゃんなので、1歳半までは目を光らせておいてくださいね。
うつぶせ寝のメリット&デメリット
では、本日の本題に入っていきましょう!まずはメリット!
メリット
頭の形がよくなる。
これは、昔からよく言うと思います。ずっと仰向けの状態だと絶壁のように後頭部がなってしまいます。
そのため、故意に横にしたりうつぶせにしたりします。
夜泣きが少ない
これは、お腹の部分がおおわれて暖かいため、安眠しやすくなるのです。
抱っこやおんぶをしているとぐっすり寝ているのと同じですね。
成長に貢献できる
うつぶせは成長に必要な態勢と言ったように、うつぶせ寝はその成長に貢献できます。
頭をあげたり、手足を動かしたり、仰向けの状態の時よりも筋肉を使うためです。
デメリット
乳幼児突然死症候群(SIDS)になりやすい
これはよく耳にする言葉だと思います。
うつぶせで寝ることによって、口と鼻が覆われ息ができなくなってしまいます。そのために、窒息死をしてしまう。という赤ちゃんで最も多い死因です。
ただし、これはうつぶせ寝だけが原因ではありません。
先天性による呼吸困難や低体重児、両親の喫煙などでも起こりうるものになります。
ですので、うつぶせ寝が原因の1つであるということを片隅に置いておくくらいで大丈夫です。
親が大変
これは、うつぶせ寝が危険だ。と言われているためか、親がひやひやしてしまいます。
そのため、両親の睡眠不足や精神的な疲労が多くなると思われます。
やめられない
うつぶせ寝を1度経験してしまうとやめられなくなる傾向があります。
仰向けより安心感が増すので、赤ちゃんも病みつきになってしまうんですね…。
以上がうつぶせ寝のメリットとデメリットになります!
うつぶせ寝の注意点
最後はうつぶせ寝をするときの注意点です。
1.ふわふわ毛布はやめましょう。
ふわふわした生地の毛布って肌触りも良く、温かいので使いたくなるのは分かります。
ですが、赤ちゃんにとっては顔を覆ってしまう危険なものなんです。
ですので、できれば赤ちゃんのときはそんなふわふわしたものではなく、硬めのものにしてください。
もう少し成長したらふわふわを経験させてあげてくださいね。笑
もちろん。枕やクッションもだめですよ!
2.衣服に注意
衣服のふわふわも危険です。
また、フードや首もとがだらんとしているのはやめてください。
寝返りを打った際、服が上にあがってきて顔を覆ってしまうことがあります。
首元はつまったもので、フードなどもないものにしましょう。
3.体温に注意しましょう
赤ちゃんは子ども体温といって、大人とは違った体温です。
ですので、布団のかけすぎや衣服の着せすぎには十分注意しましょう。
暑すぎると、うつ熱を発症して呼吸を止めてしまうこともあります。
布団などについてはこちらの記事を参考にしてください。
以上が注意点になります。
1つでも当てはまることがあったら、今日から廃止してみましょう。
また、うつぶせ寝を阻止する場合、赤ちゃんの両脇に硬めの布団を置いておき、寝返りを阻止する方法があります。ただ、顔の近くにはおかないでくださいね?
まとめ
- うつぶせ寝とうつぶせは違う
- デメリットもあるが、メリットもしっかりあるのがうつぶせ寝
- 注意点は3つ!意識しましょう
今回の記事は以上になります!
赤ちゃんを危険から守るために、これからも頑張りましょうね!