東京ディズニーランドではお馴染のアトラクション「スプラッシュマウンテン」。
うさぎどんというキャラクターを中心に動物たちが登場しますが、実はきちんとした物語があるんです。
ただ丸太のボートに乗って滝つぼへ落ちるだけのアトラクションではないっ!
知るとより深く楽しめるスプラッシュマウンテンの物語の内容と、一番濡れる場所と濡れない方法を教えちゃいます音符
目次
スプラッシュマウンテンとは
東京ディズニーランドにあるスプラッシュマウンテンは、1992年にクリッターカントリーの誕生と同時にオープンしたアトラクションです。
丸太の形のボートに乗って、水路を航行しながらうさぎどんをはじめとしたキャラクター達が登場する物語を体験します。
最後にはおなじみの滝つぼへの急降下を体験することができる、ディズニーランドの中ではベスト3に入るスリリングなアトラクションです!
でも、このスプラッシュマウンテン、こんなにスリリングなのに、実は身長が90センチ以上かつ年齢が3歳以上であれば乗ることができちゃいます♪
ディズニーランドといえば、3大マウンテンとしてビッグサンダーマウンテン、スペースマウンテン、そしてスプラッシュマウンテンがありますが、その中でも乗車制限が一番ゆるいのがこのスプラッシュマウンテンなんですね。
スプラッシュマウンテンの物語
元になっている話は何?
スプラッシュマウンテンは1946年に公開された映画「南部の唄」を題材にしているんです♪
映画自体がかなり昔のものなので知っている方はほとんと居ないと思われますが、どんな物語なのか気になりますよね?
実は、アトラクションを待つ途中で物語について語ってくれる「ふくろう」がいるんです!
でも、列は常に動くのできちんと話を聞けないうちに先に進んでしまったなんてことも多いはず。
では、「南部の唄」のお話をざっと紹介しますね♪
「南部の唄」とは?
「笑いの国」の存在を知ったブレア・ラビット(うさぎどん)は、早速荷物をまとめ、笑いの国を探しに旅に出ます。
ところが、ブレア・ラビットを狙っているブレア・フォックス(きつねどん)とブレア・ベア(くまどん)は、ブレア・ラビットをつかまえようと色んな罠を仕掛けてきます。
ブレア・ラビットは、ブレア・フォックスの罠にまんまと引っかかり木に吊るされた時も知恵を使ってうまくすり抜けました。
そんなブレア・ラビットに最大のピンチが訪れます。ブレア・フォックスが忍び足で近づき、ブレア・ラビットを縄で縛ったのです!!
身動きが取れないブレア・ラビットは、ブレア・フォックスにひとつだけお願いをしました。
「お願いだから、あのイバラの茂みだけには落とさないで」
ところが、意地悪なブレア・フォックスは、ブレア・ラビットをイバラの茂みに落としてしまいました…。
絶体絶命かに見えたブレア・ラビットですが、実はイバラの茂みはブレア・ラビットの故郷だったのです!!
ブレア・ラビットの帰還に故郷の友達は大喜び!!ブレア・ラビットは盛大にお祝いをされ「笑いの国」は自分の故郷であると気付きました。
スプラッシュマウンテンの由来
実はスプラッシュマウンテンの由来については、映画「南部の唄」とはまったく関係がなく、オリジナルのストーリーがあるんです。
昔、スプラッシュマウンテンと呼ばれる前は「チカピンヒル」というごくごく普通の丘だったんです。
近くにはビーバー兄弟が作ったダムがありました。そのダムの近くで、アライグマの「ラケッティ」が密造していた酒の蒸留器が爆発してしまい、チカピンヒルもダムも大打撃を受けてしまったのです。
辺り一面が洪水となり、チカピンヒルからは水が溢れるようになりました。
その頃からこの山を「スプラッシュマウンテン」と呼ばれるようになったそうです。
ちなみに、ダムを作ったビーバー兄弟は、同じクリッターカントリーにあるアトラクション「ビーバーブラザーズのカヌー探検」を営んでいるビーバーブラザーズのことなんですよ!!
そして、アライグマのラケッティは、スプラッシュマウンテンの隣にある軽食のお店「ラケッティのラクーンサルーン」を営んでいます♪
この設定の細かさは、さすがディズニーと感じさせられますねぇ。
一番濡れる場所はどこ?
一番濡れる場所は、ズバリ「最前列」です!!
実は、スプラッシュマウンテンは季節に応じて水量を変えているようなんです。
にしても、最前列は水量に関係なく確実に濡れます。しかもびしょ濡れです。
濡れない方法はある?
濡れない方法として手っ取り早いのは「ポンチョを用意する」です。
でも、このためだけにポンチョを用意するのは現実的にちょっと面倒ですよねぇ。
実はもう一つ方法があります!!
それは、「落下の時に頭を下げる」だけっ!!!
これをやれば、最前列でも濡れずに済みます。
ただし、最前列の人が頭を下げると、次の列の人が濡れる羽目になるので、最前列以外の席に座ったときも油断してはダメですよ。
最後の落下では写真撮影が!
スプラッシュマウンテンでは、滝つぼに落下する時に写真撮影があります♪
ここで一つ注意。
濡れないために頭を下げるのは、写真撮影の後にしましょう!
落下してすぐに、右斜め方向からフラッシュが光ります。その光りの後にすばやく頭を下げれば、写真も取れるし、濡れずに済みます!!
私はいつもこの方法で成功してますよ。
そして、撮影した写真は、アトラクションの出口で購入することが出来ます♪
乗る前にみんなでポーズを決めておくとより楽しい写真が撮れるのでオススメです。
まとめ
いかがでしたか?
スプラッシュマウンテンも物語を知っていると、滝つぼ落下だけでなく、より見どころが増えて楽しめますよね。
ちなみに、濡れない方法も今回は紹介しましたが、私はちょっと意地悪なので、あまりディズニーランドに行かない友人と一緒に行く時はあえてこの方法を教えないんです。
乗り終えて、濡れない方法を知ってるなら教えてよ~!なんて大体言われますが、濡れるのも楽しみの一つかなぁ、ということで教えません。
今度スプラッシュマウンテンに乗るときは、ぜひご紹介した方法を実践してみてくださいね♪