子供の体・健康

赤ちゃんが急に寝るようになったけど大丈夫?寝る子は本当に良く育つ?

新生児期(産まれてから28日未満)~2か月頃、『うちの子最近急によく寝るようになったけど、こんなに寝ても大丈夫なのかな?』と不安に思うママさんいますよね。

赤ちゃんがよく寝てくれるのは嬉しいけれど、泣いてるのに気づかず爆睡していたのではないか?
まず最初に心配になりますよね。

そして次に「成長に問題がないのか?病気ではないのか?」と心配になると思います。
私も長男2歳と次男0歳がいる二児のママですが、長男が新生児期の時に5時間続けて寝ていると心配になりました。

皆さんが気になる原因や病気の可能性、本当に『寝る子は育つ』のか?
疑問に答えていきたいと思います。

生後~2か月の赤ちゃん睡眠時間

新生児期~生後1か月の赤ちゃんは平均約16~18時間。ほとんどの時間を寝て過ごします。昼と夜の区別がまだつかず、2~3時間おきに起きます。

生後1~3カ月の赤ちゃんは平均14~15時間。少しずつ昼と夜の区別がついてきます。
まだまだ睡眠の時間がコントロールできませんが、夜長く寝てくれる子も中にはいるんですよ。

新生児期を過ぎると、6時間ぐらい夜寝てくれる赤ちゃんはいますので安心して下さいね。

私の息子達も2か月ぐらいには6~10時間ぐらい眠る日がありました。なんて手がかからない子なんだろうと嬉しくなってルンルンとしてましたよ(笑)。

赤ちゃんが寝る理由

そもそも赤ちゃんがなぜよく寝るのか不思議ですよね。理由は2つあります。

  1. ママのお腹の中から出てきて新しい未知の世界の中にいる赤ちゃんにとって、見るもの聞くもの触れるもの全てが初めて。新しい事ばかりの赤ちゃんは情報を脳の中で整理、記憶するのに時間がかかってしまい、眠っている時にそれは行われるので必然的に眠るのが長くなります。
  2. 成長ホルモンが大きく関わっています。赤ちゃんは短い期間であっという間に大きくなりますよね。そのためには寝ている間にしか分泌されない成長ホルモンが大量に必要となり長く眠るのです。

このことから『寝る子は育つ』というのは、医学的にみても正しいことなのですよ。
息子達にはいっぱいいっぱい寝てもらって大きくなってもらいたいものです(笑)。

心配な事① 授乳

寝ている赤ちゃんを起こして授乳すべきかどうか悩みますよね。
気持ちよく寝ているのを起こすのは可哀そうに思いますが、次のような場合は起こして授乳しましょう。

  1. 体重が増えていない。
    →1日に25~30gほど体重が増えるのが理想です。
  2. おしっこの回数や量が減っていて、唇がカサカサ。
    →軽度の脱水症状を起こしている可能性があります。
  3. 新生児期に連続して5~6時間眠り続けている。
    →赤ちゃんが水分不足になる可能性があります。

赤ちゃんの起こし方ですが、声をかけてみたり、電気を明るくする、足をくすぐったりしてみましょう。
私の場合は特に上に書いてあるような事がなかったので、そのまま寝かしていました(笑)。

心配だからと言って、毎回毎回3時間おきにきっちり起こして授乳!なんてしなくても大丈夫ですからね。

心配な事② 病気の可能性

  1. 新生児黄体
    →黄体の症状がある場合小さな体に負担がかかり、睡眠を長くとって体力を回復しようとします。
  2. 発達障害
    →『アスペルガー症候群』、『自閉症』などの発達障害のある赤ちゃんは睡眠障害による過眠も症状の一つです。
  3. 乳幼児突然死症候群(SIDS)
    →寝すぎが原因ではありませんが、その原因になるうつ伏せ寝になってないか、呼吸をしているかマメに確認しましょう。

まとめ

赤ちゃんが元気にしていて体重がちゃんと増えていれば、長い時間寝ていても大丈夫です!

心配しなくても大丈夫なケースがほとんどですよ。

その逆に赤ちゃんに元気がなく、ぐったりしている場合は医療機関に、体重が増えないなどの相談は各自治体の保険センターなどに相談してみましょう!

新生児期に寝すぎるのは注意してみてあげて下さいね。

生後1~2か月過ぎになれば、よく寝る子はけっこういます。ママ想いの良い子ですね。
きっと赤ちゃんが『ママお疲れ様!僕が寝てる間、ママも休んで。』と言ってくれているのですよ。

その後、夜泣きが始まる赤ちゃんもいますので、寝てくれているときは天国ですよ(笑)。
寝てくれている間、ママもしっかり睡眠をとるようにしましょう!