1歳半検診のチェック項目にある指差し。
検診の時に指差しをしない事を指摘され不安になったママさんや、検診前に指差しを出来るようにしたい、指差ししている可愛い姿を早く見てみたいと意気込むママさんも多いでしょう。
『指差し』とはまだ言葉が離せない赤ちゃんが、ママに興味のある物や欲しい物を指差し示して教えようとする、一つのコミュニケーションの手段です。
生後10ヶ月から見られるようになる指差し。個人差もありますが、やはり1歳半までには出来て欲しいと思いますよね。私にも2歳の長男と生後10ヶ月の次男がいますが、次男はまだまだやる気ゼロです(笑)。
指差ししない原因や、いつから練習すれば良いのか、そしてその教え方など皆さんの気になる疑問を教えたいと思います。
目次
赤ちゃんが指差ししない3つの原因
1.聴覚の問題
音がよく聞こえない為、ママの呼びかけに答えず、指差しが出ない事が考えられます。
2.理解力の遅れ
ママが指を指して、その方向を見るか確認してみましょう。ママが見ている方の先に何があるのか、ママが何に関心があるのかを考える理解力。これが弱いとママが指さした方向を見てくれません。
そして言葉の意味を理解していないと、呼びかけに応じる事が出来ません。どのぐらい言葉を理解しているかチェックしてみましょう。
3.発達の個人差
1歳半の頃は個人差が出やすい時期です。赤ちゃんそれぞれのペースがあるので、指差しを始める時期ゆがっくりな子も、もちろんいます。
練習を始める時期
いつから始めないといけないというのはありません。
そして、練習を必ずしないといけないというものでもありません。
実際に私は長男に対して全く練習などした事はありませんでした。
でも気になるようでしたら、1歳過ぎた頃から始めてみましょう。
決して赤ちゃんに無理強いはしないでくださいね。
赤ちゃんが指差しするための3つの練習方法
1.ママ、パパが指差しをして見せる
赤ちゃんは親のしぐさを見ています。『ママだよ』『〇〇ちゃんだね』などと言って自分や赤ちゃんを指差しして見せてあげましょう。
2.赤ちゃんに選ばせる
好きなおもちゃと好きじゃないおもちゃ、好きな食べ物と嫌いな食べ物、2つを並べて
『どっちが良い?』と聞いて選ばせましょう。
3.絵本を読みながら指差しする
絵本に書かれている絵を指差ししながら、読んであげましょう。
『ここに1匹の猫がいました』と読みながら猫を指差ししてあげるようにしましょう。
1歳半検診で指差ししなかったら…
1歳半検診で指差ししなかったらどうしようと心配しているママさん多いでしょう。自閉症ではないかと不安にもなると思います。
でも安心して下さい!
私の長男も1歳半検診で全く出来ませんでしたから(笑)。指差しもしないし、積み木もしない、とにかくずっと動き回っていました(笑)。
それでも保健士さんに特に問題があるとは言われませんでしたよ。そして今も特に何も言われていません。
先ほども言いましたが練習なんて全くしていなかったし、指差しの重要性にも気づいていなかったです(笑)。そんな母親もいるので、1歳半検診の時までに、何がなんでも出来るようにしなきゃ!っなんて思わなくても大丈夫ですからね。
普段は指差しするのに、1歳半検診の時に緊張したり機嫌が悪くて出来ない赤ちゃんもいっぱいいますよ。
まとめ
なかなか指差ししてくれなくて、どうしても心配な場合は1歳半検診の時に相談してみて下さい。
でも本当に個人差はありますし焦らないで下さいね。
そして、赤ちゃんが指差しするようになったら、しっかり反応してあげて下さい。
パパやママの反応を見て、嬉しくなって、さらに指差しするようになります。
赤ちゃんが指差ししたものを見て、一緒になって笑ったり感動したり楽しんであげましょうね!