自分の思い通りにならないと泣いて駄々をこね、いつまでも泣き続ける我が子にイライラすることはありませんか?
お菓子やジュースが欲しいと、もらえるまで泣き止まなかったり、お店で欲しいおもちゃを見つけると買うまで泣かれたりすると、もうイライラしてしょうがないっていうママさんも多いと思います。
うちの子はどうしてこんなに泣くのか疑問に思ったり心配になりますよね。
そこで、2児のママである私がその原因や対処法を教えたいと思います。
目次
なぜ泣き虫なの?
まず、どうして泣き虫なのかという皆様の疑問にお答えしたいと思います。
原因を知ることで、我が子に合った対処法が見つかるでしょう。
泣けば自分の思い通りになると思っている
子供がおもちゃやお菓子を欲しがった時に、あなたはどうしていますか?
大きな声で泣いている我が子を泣き止ませるために、すぐ買い与えてはいないでしょうか。
子供は泣いたら買ってもらえることを学習して分かっています。
泣けばママやパパが言うことを聞いてくれると思っているので、子供は我慢する必要性を感じなくなっているのでしょう。
自宅なら泣かせっぱなしでも構いませんが、外出先で大泣きされると周りの目が気になってしまい、ママはつらいですよね。買ってあげちゃったほうが楽に感じてしまう気持ちはよく分かります。
でも、それを続けてしまうと我慢する力が弱くなってしまいますよ。
周囲の人の関心をひきたい
泣くことによって周りの人の注意をひけると思っています。
泣けばママやパパがすぐ来てくれる、という習慣が出来ているのかもしれません。
そういう子は大人が周りにいなければ、意外と泣かなかったりしますよ。
感受性が強い
感受性が強く、相手の悲しみを自分の事のように感じて泣いてしまうのです。
絵本を読んだりテレビを見て、それが悲しいお話だったりすると、泣いてしまったりもするでしょう。
そういった子はとても優しい子なんですよ。
泣き虫は治るの?
泣いちゃダメは逆効果
子供は産まれてきた赤ちゃんの頃から、泣くことによって感情を表してきたのです。
ですから言葉で上手に自分の感情を言えない代わりに泣いて表現しようとします。
それなのに、『泣いちゃダメ!』なんて言われたら、どう感情を表現して良いのか子供は分からなくなります。
ですから、まずは『悲しくて泣いてるんだね』などと声をかけ、泣きたい気持ちを共感して理由を代弁してあげましょう。
代弁することで、子供も自分がなぜ泣いてるのか理解するようになったり、
言葉で表現出来るようになっていくでしょう。
泣いてわがままを言う時は
スーパーに買い物に行った時など外出先に駄々をこねられて泣かれるのが1番つらいと思います。
そんな時は、『お菓子を買って!』と言われたら『いいよ』と言ってまずは受け入れてあげましょう。
そして、その後に『ママの買い物が終わるまでお利口さんにできたらね』と言って、
我慢する時間も与えましょう。
それが出来てきたら『いいよ、じゃあ明日ね!』と言って、少しずつ我慢させる時間を長くしていきましょう。
泣き虫は個性
先ほども述べたように、感受性が強い子は相手を思って泣いてあげれる優しい子です。
その子の個性と受け止めてあげましょう。
決して『泣かない子が良い子』という訳ではありませんよ。我慢させずに思いっきり泣かせてあげる事も大切です。
まとめ
子供の泣き声って、その時のママの精神状態によってイライラする度合いが変わってきますよね。
自分が疲れている時は、泣き声がやたら気になってイライラもピークになって、
子供に『なんで泣くの?』と怒ってしまうかもしれません。
そして、そんな自分に落ち込むママさんも多いと思います。
私も子供についつい感情的に怒ってしまい、『もう、泣かないでよ、何で泣くの?』と怒ってしまう時もあります。
すぐに泣き虫を解消するのは難しいかもしれませんが、子供はずっと子供ではありません。
子供も大人になるまでずっとメソメソ泣いてる訳ではありません。いずれ、人前で泣いているのはカッコ悪いと思い、泣かなくなるでしょう。
今はその子の個性を大事にしてあげて、泣き虫さんに付き合っていってあげましょうね。