子供の食事

9か月の離乳食の量!子どもが中々食べない?!そんな時の4つのアドバイス!

離乳食が始まるとミルクの時よりも倍以上に大変になりますよね。
最初は食べてくれなかったり、じっとしていないから周りに飛び散ったり…。
もぐもぐ(咀嚼)を上手にまだ出来なかったり。硬さはどのくらい?と悩んだり。

保育所でも離乳食の子2人がいますが、毎日大変です。

けれど、何日かやっているうちに食べさせるほうも食べるほうも慣れてきて今では積極的に口を開けてくれて、なんでも食べてくれますよ!

9か月となると、個人差はありますが中期~後期でしょうか。
離乳食の量、基本的なあげ方や、あげ方のコツなど紹介しますね!

硬さはつぶせるくらいがちょうどいい!

9か月頃の離乳食は、歯ぐきでつぶせる硬さがちょうどいいです。
きっとほとんどのお子さんが前歯が生えていますよね。その前歯で少し噛めて、咀嚼したときに歯ぐきでつぶせるくらいの硬さにしましょう。
たとえるなら、指でつぶせるバナナくらいですかね!笑

中期~後期と言ってもまだ9か月の赤ちゃんです。そんな硬くなく、けれど柔らかすぎないような離乳食を心がけてみてください。

量はその子に合わせて!

spoon

量に関してはこのくらい!とは言い難いです。なんせ個人差が出てきます。
食欲がある子、ない子がいます。ですので、普段の食欲を見て量を調節してください。

目安としては下記のとおりです。参考にしてくださいね!

穀類(ごはん):90g~80g
野菜・果物 :30g~40g
魚・肉   :15g
乳製品   :80g

離乳食をあげた後は、母乳または育児用ミルクを100㏄程度あげてみてください。
母乳に関しては、その子の欲しがるままに、育児用ミルクは1日2回与えてください。
離乳食に関しては、もう1日3回という風にリズムをつけてください!

離乳食の味付けは基本的に薄味!食材は新鮮なものを!

ajitsuke

離乳食は基本的に薄味にしてください。

このころから濃い味に慣れてしまうと、味覚など変わってきたりすることもあります。
また、普通食になったときに、だいぶ濃い味にしないと食べないと思います笑
なので、「え?これって味あるの?」と思うくらい薄くて大丈夫です!

離乳食に限ったことではないですが、食材は新鮮なものを与えてください。

また、9か月頃は鉄分が不足してきます。ですので、赤身の魚や肉、レバーを取り入れてください。レバーに関しては粉末がスーパーに売っていると思います!
また、牛乳や乳製品の代わりに育児用ミルクを使用するなどしてみてください。

離乳食のあげ方は難しくない!

Adult feeding baby
9か月の離乳食はもうお互いに慣れていると思いますが、未だにちゃんと食べてくれない!なんて困っているママがいるかもしれませんね…。

子どもは基本的に、なんでも口に入れますよね。口で何なのかを確かめているからです。
ですので、離乳食も下唇に少し乗せたりして舌でなめさせるようにすれば自然と口をあけてくれるはずですよ!だってミルクよりおいしいですもの。

口を開けたら、スプーンの半分くらいの量を乗せて、舌の上にスプーンを乗せて口の中に入れてあげれば咀嚼すると思います!

スープなどはお椀やコップを口につけて傾けてあげれば少しずつ飲みますよ!
まあ、多少はこぼれますけどね…。笑

まとめ

  1. 離乳食の硬さは、歯ぐきでつぶせる硬さにしよう!
  2. 量はその子に合わせて調節しましょう!
  3. 食材は新鮮なもので、味は薄味で作ろう!
  4. 焦らずゆっくり食べさせてあげましょう。

だいたいこのくらいですね!離乳食も難しいと思わず子どもの進歩と考えれば楽しいですよ。

ちなみに、市販のベビーフードを与える場合は、硬さや味など嫌かもしれませんが、ママやパパが味見をしてあげてからにしてくださいね。また、その子の成長に合わせて選んでください。

 

では最後に、9~11か月頃の離乳食の献立&作り方を少し紹介します。

スープ

材料:マカロニ(5g)、じゃがいも(10g)、人参(5g)、キャベツ(20g)、洋風出汁(150ml)

作り方

  1. マカロニは柔らかくゆでて1cmの長さに切る
  2. じゃがいも、人参は柔らかくゆでて5cm角に切る。キャベツは熱湯でゆで、粗みじん切にする
  3. 洋風出汁(ブイヨン)を作り、マカロニ、野菜類を加えて煮込む

鮭のマヨネーズ焼き

材料:鮭水煮缶(15g)、たまねぎ(10g)、マヨネーズ(5g)

作り方

  1. たまねぎはゆでてみじん切りにしてマヨネーズと合わせておく
  2. 鮭の水煮を鉄板に並べ、上に1をのせて180℃のオーブンで焼く
    (このとき、パン粉を振って焼いてもOK)

あとはこれに5倍がゆか軟飯を加えればごはんの完成です!

ぜひ参考にしてみてくださいね。